
自閉症のためのAAC(拡大代替コミュニケーション)
自閉症のためのAAC(拡大代替コミュニケーション)のステージとリソース
研究がコミュニケーションスキルと生活の全体的な質を劇的に改善できることを示しているにもかかわらず、自閉症の人々と仕事をする多くの専門家は、AACの利点を認識していない。Tobii Dynavox®は、自閉症診断を持つ人々にAAC(拡大代替コミュニケーション)に関心のある専門家のサポートをいたします。各AAC導入の道のりを簡単に見てみましょう。関連するリソースを参考にしながら、順を追って説明していきます。
評価
初期の評価では、ユーザーがどのようにコミュニケーションをとっているか、また、どんなサポートが必要かを詳しく調べます。この評価は、AAC(拡大代替コミュニケーション)が必要かどうかを判断するための大切な情報 になります。自閉症の方がAACを導入する際にスムーズに進められるよう、以下の 無料リソースを用意しました。
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DAGG-3は、信頼性の高い既製の評価ツールで、臨床医の評価作業をより簡単にします。DAGG-3はDynamic AAC Goals Grid Third Edition (ダイナミックAACゴール 第3版)の略称である。これは、言語療法士やその他の専門家が、あらゆるレベルのコミュニケーション目標を評価・設定・追跡するために使用する無料の評価ツールです。また、言語聴覚士とユーザーのサポートチームとのコラボレーションにより、コミュニケーション能力をより適切に評価することができます。
DAGG-3(ダグスリー)のリソースには何が含まれていますか?
手順書
評価ツール
クリニック、学校、病院の壁に貼る印刷可能なポスター
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AAC(拡大代替コミュニケーション)は自閉症の子供が話すことを学ぶのを妨げると聞いたことがあるかもしれません。おそらく、基本的な発話ができる人には必要ないと聞いたことがあるかもしれません。実際の研究ではその逆を示しています。自閉症まひのある方のAACに関する一般的な誤解を解消するため、事実とエビデンスに基づいて他者を啓発できる印刷可能なポスターを作成しました。無料リソースをダウンロードして使用下さい。
推奨事項
この段階では、ユーザーのAACの必要性を文書化し、ニーズと目標に合致する適切なソリューションを決定します。これは、AACソリューションの処方箋を作成するためのベースとして使用される場合があります。ここでは、自閉症のクライアントにAACソリューションを推奨するのに役立つリソースと情報を紹介します。
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Tobii Dynavoxは、自閉症の方々を支援する目的で開発されたTD NavioやTD I-110®などのコミュニケーション専用支援機器や、TD Snapなどのコミュニケーション支援ソフトウェアなどを提供しています。
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Tobii Dynavoxのコミュニケーションデバイスを使用するユーザーは、自分に合った合成音声を選ぶことが出来ます。これには、Accordion copy 特定の言語 から言語内のアクセント、年齢や性別に似た声、子供や大人の声などさまざまなオプション を含むことができます。
公費
クライアントにAAC(拡大代替コミュニケーション)機器を使う ことをおすすめしたら、その費用をサポートするために、公的な 支援制度の利用を検討しましょう。そのためには、市区町村の福 祉課との連絡、および申請手続きのサポートが必要になる場合が あります。また、必要に応じてデモ機を用意することもあります。くわしくは、以下の情報を参考にしてください。
設定
当社のソリュウション、コミュニケーションデバイスの使用方法に関する動画、ユーザーマニュアルなどをダウンロードして参照ください。(現時点では英語のみ)。
サポート
最後のステップでは、AAC(拡大代替コミュニケーション)を使う方のニーズの 変化に合わせて、デバイスを調整したり工夫したりすることが大切です。そうす ることで、その人が安心して長く使い続けられるようになります。詳しくは、以下の資料をご覧ください。
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私たちの製品についての知識を深め、実装戦略を学び、最新のベストプラクティスを学び、さらにライブでオンデマンドの学習を行いましょう。
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必要に応じてテクニカルサポートをご利用ください。
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すべてのTobii Dynavoxデバイスに付属する5年間の保証で、業界最高水準のサポートを受けられます。
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当地域のTobii Dynavoxパートナーにお問い合わせください。AAC(拡大代替コミュニケーション)の導入をお手伝いします。